常滑の町の中を歩くとところどころに白い陶器、焼き物が路上に置いてある。

常滑の土は鉄分が多く朱茶色が特徴だが、この白い焼き物は、実は日本初の特別産業遺物なのである。

第2次世界大戦末期、日本軍は米国のB29などの爆撃にさいなまれていた。そのとき起死回生の対策として企画されたのがロ号兵器である。

 

 

 

上の容器は茶色だが、下の容器は白っぽいロ号兵器


 

 

 

 

 

 

 

この円筒形の白い容器もロ号兵器

 

 

 

 

下の写真は日本初のロケット戦闘機「秋水」        

 

 

 

 

 

 

第2次世界大戦末期、ロケット戦闘機「秋水」を開発中で、ロ号兵器とはそのロケット燃料を貯蔵する容器やパイプのこと。通常の金属管では腐食してしまうため、軍部より常滑の工場に大量に発注がなされた。
しかし、B29を迎え撃つロケット戦闘機「秋水」は活躍する寸前に終戦を迎えることとなり、市内に大量に「ロ号兵器」の残骸がのこってしまったのである。

 

 

 



ロ号パイプの道にはパンと呼ばれる土管の敷物の道がある

 

 

 

 

 

パンの小道を歩く恋人たち       .

 

 

 

 

 

 

 

 

パンとは、土管などを窯に入れる時、付かないように敷く同心円の置物
今では、焼き物散歩道の踏み台として使われている