世間遺産とは

まちの中にある、いわゆる名所、旧跡ではないが
 思わず人に伝えたくなる 人、もの、風景
 後世まで残したいと思う 人、もの、風景
 子供達に残しておきたい 人、もの、風景

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 世界遺産はよく耳にしますが、世間遺産は少し耳慣れない言葉です。世界遺産ほどではありませんが、私たちの身近な場所にもまだまだ遺産として残したい珍しいもの、その地域にしかない希少なもの、子どもたちに残しておきたいと思える貴重なものなどがいっぱいあります。私たちが住んでいる世間にはこれらの遺産が多く埋もれており、一般に知られておらずひっそりと隠れて眠っています。
   【かつての老舗 丸久旅館】
いつもと変わらない道。いつもと変わらない町並み。いつまでも変わらないと思っていた景色や建物、古い看板や壁のシミ。日常の何気ない宝物は、そのままでは気がつかずいつの間にか消えてなくなってしまうかもしれません。けれども、それらは後世になると本当の意味や価値を持つようになるかもしれません。
身近にある心の中に留めておきたい「思わず人に伝えたくなってしまうようなもの」それが世間遺産です。
世界遺産はユネスコが決定しますが、世間遺産は、日本の市民が、そして私たち自身が探し出して決めることができる大切な宝物・遺産です。

代表的世間遺産の数々

   いわゆる名所旧跡・有名ではないが、思わず人に話してみたくなる、後世に残しておきたい「人・もの・風景」
狭く入組んだ細道が続く迷い道。古い焼物の町常滑の約2平方kmに立ち並ぶ時空を超えた街並と遺跡風窯跡。半世紀前に戻ったような感覚を覚えるやき物散歩道。
大正に作られた陸の橋。橋を作った後でその下を掘って完成した日本でも珍しい謎の橋。
橋の下には照明の穴が…いったいどうやって替えていたのか?
飛騨金山で見つかった巨石群。縄文人が巨石に記した線状痕と同じ光が差込み、それを測定すると夏至・冬至・60日周期、そしてうるう年が正確に測定できる。
隣町の美浜町。そこには秦の始皇帝の兵馬俑が4体。それどころか始皇帝陵にしかないはずの銅馬車が展示。なぜにここに存在するのか?精巧な遺物を見て驚き!
ロケットパイプ 焼き物の街常滑には各所に白いパイプと甕容器を見かける。これはなんと戦争末期のロケット燃料容器!日本発のロケット戦闘機[秋水]の燃料のために作られた遺物。
本町大落川の片隅で川面に映りながら佇む多面体の家。2階五角1階五角、それぞれが位置が分かれて創られており、全部で13面画の壁で創られている不思議な家。
焼き物の街には煙突がつきもの。その中でもさらにレアで貴重なものは、緑の煙突。
つたにからまれて美しい街の景色を見守っている。
焼物の町常滑では、よく見かける土留め土管の擁壁。
しかしセントレアの空港を使う多くの外国人が珍しがって、カメラに撮っていく。